【筋膜リリースとストレッチ】違いとは?目的別の効果と使い分け完全ガイド|トレーナー視点での実践方法も紹介

2023.03.21 | まとめ

はじめに:ストレッチだけじゃ、解決しないと気づいた瞬間

「なんでこんなにストレッチしてるのに肩こりが取れないんだろう?」

これは、実際にお客様から何度もいただいた質問であり、
僕自身もトレーナーになる前に感じていた疑問でした。

結論から言うと、それ、筋肉じゃなくて“筋膜”が原因かもしれません。

この記事では、ストレッチと筋膜リリースの違い、それぞれの効果、そして目的別の使い分けについて、現場での経験とともにわかりやすく解説します。

ストレッチ 筋膜リリース 違い

筋膜リリースとは?

筋膜とは、筋肉を包む薄い膜で、体全体を立体的につなぐように存在しています。
イメージとしては「全身タイツ」
このタイツが縮んだりねじれたりすることで、筋肉が本来の動きを失い、痛みや不調につながるんです。

筋膜リリースの効果(僕の実体験も含めて)

僕のクライアントでも
「週2回のリリース×ストレッチ」で、
慢性的な腰痛が3ヶ月でほぼ解消した方もいます。

ストレッチは筋肉へのアプローチ

ストレッチは、読んで字のごとく
「筋肉を伸ばす」こと。

筋肉や靭帯をじっくり伸ばすことで、
柔軟性の向上や血流改善、疲労回復などの効果が期待できます。

特におすすめのタイミング

ただし、運動前に静的ストレッチを長時間やりすぎると、筋力やスピードが落ちることもあるので注意が必要です。

筋膜リリース vs ストレッチ、どう違う?

比較項目筋膜リリースストレッチ
ターゲット筋膜(結合組織)筋肉
方法圧迫・ほぐし・滑走性向上伸長・キープ
適したタイミング運動前後、就寝前運動後、リラックス時
効果可動域UP、痛み緩和、姿勢改善柔軟性UP、疲労回復、リラックス

現場で多いパターンが「ストレッチやっても効果感じにくい=筋膜が原因」ケース。
先に筋膜をほぐしてからストレッチすると、伸び感も変わってきます。

目的別の選び方

肩こり・腰痛をどうにかしたい

→ 筋膜リリースをまずやってから、ストレッチで仕上げ。

柔軟性を上げたい

→ リリースで滑走性を確保 → ストレッチで可動域を広げる。

パフォーマンスを高めたい

→ 運動前:リリース → 動的ストレッチでウォームアップ
→ 運動後:リリース → 静的ストレッチでクールダウン

疲労回復・リラックスしたい

→ 入浴後や就寝前に軽めのリリースと静的ストレッチを組み合わせるのが◎

僕が現場でやってる実践ルーティン

僕自身も、朝のルーティンでまずは足裏→ふくらはぎ→ハムストリングスに筋膜リリースをかけて、その後軽くストレッチ。

夜は入浴後に、肩甲骨まわりと腰にリリースをして、最後に寝ながらストレッチ。
これだけで睡眠の質も変わるし、翌日の疲れがまったく違います。

クライアントには「まずほぐしてから伸ばす」を口酸っぱく伝えています。

まとめ:目的に応じて“使い分け”が鍵

筋膜リリースとストレッチ、どちらも大事。

でも、「順番」と「目的に応じた選び方」がめちゃくちゃ重要です。

現場での指導でも、筋膜リリースとストレッチをセットで提案することで、お客様の不調改善やパフォーマンス向上が加速しています。

身体のメンテナンス、習慣化するなら「ほぐす→伸ばす」が基本。

ぜひ、今日から取り入れてみてください!

よくある質問(FAQ)

Q:筋膜リリースとストレッチ、どっちを先にやるのが正解?
A:基本は筋膜リリース → ストレッチの順番が効果的です。筋膜の滑走性が高まることで、ストレッチがより深く効きます。

Q:筋膜リリースのおすすめタイミングは?
A:運動前のウォームアップや、入浴後、就寝前など、身体が温まっているときがおすすめです。

Q:フォームローラーは痛い方が効く?
A:痛みすぎると逆効果。
“痛気持ちいい”くらいの強度がベストです。

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