コーヒーの満腹感はホルモン作用・味覚変化・行動要因が複合して生じる
軽度〜中程度の効果であり、個人差が大きいのが実情です。
今回はコーヒーで満腹感は得られるのか
科学的根拠を用いて解説していこうと思います!
目次
コーヒーによる満腹感は単一要因で説明できません。
飲むタイミング、カフェインの有無、ポリフェノールなどの成分、
さらには香りや習慣性が組み合わさって影響します。
主な関与要因は以下です。
一部の研究では、デカフェがPYYを上昇させ空腹感を低下させたと報告されています。
しかし、別の研究ではカフェイン入りとデカフェの間に差が見られず、
GLP-1やghrelinに関しても結果が一致していません。
つまり「コーヒー=食欲ホルモンで満腹感が出る」とは単純に言えないのです。
総説では「コーヒーは胃排出速度を大きく変えない」という見解が多いです。
ただし、胆嚢ホルモン(CCK)の分泌を刺激することや、
摂取後数分で大腸運動を促進する作用は比較的一貫しています。
これにより「お腹が軽くなる感覚」が生まれ、
満腹感に間接的に関与している可能性があります。
カフェインを1mg/kg投与した試験では、
実験室内の食事摂取が約10%減少しましたが、効果は一過性でした。
日常的にコーヒーを飲むレベルでは、
カフェインが食欲を強く抑えるとは考えにくいのが現実です。
Q1. デカフェとカフェイン入りはどちらが効きますか?
短期的にはデカフェでPYY上昇を示した研究がありますが、
結果は一貫していません。
まずは無糖デカフェを試してみるのがおすすめです。
Q2. 食前と食後ではどちらが良いですか?
食後は満腹感の延長に寄与しやすいです。
食前は人によって逆に食欲が増す場合もあるため、
少量で様子を見て調整するのが現実的です。
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