筋肉痛の症状と原因

2024.03.13 | まとめ

皆さんこんにちは、LAULE’A 50Fitnessです。

 トレーニング後や久しぶりの運動後、慣れない動きをしたあとに、誰もが一度は経験したことのある筋肉痛。しかし、皆さんは筋肉痛が起こる原因は知っていますか?

 今回は筋肉痛が起こる原因や症状についてご紹介します。また、激しいスポーツを行ったり、普段あまり運動しない人が急に体を動かしたりすると、疲れや倦怠感を感じることがあります。この筋肉疲労も、筋肉痛が起こる原因のひとつになります。疲れにくい体作りのポイントを知り、筋肉疲労や筋肉痛を防ぎましょう。

筋肉痛の原因・仕組み

 筋肉痛とは、運動によって生じる筋肉の痛みです。以前は、激しい運動をすると筋肉に疲労物質である乳酸がたまり、筋肉痛を引き起こすと考えられていました。しかし、乳酸はエネルギーとして再利用できることがわかり、現在では「乳酸は疲労物質ではない」と認識されています。そのため、現在は、運動による筋繊維の損傷を修復する際に、炎症が起こって痛みを引き起こすという原因が考えられています。

 トレーニングなどで普段使わない筋肉を使ったり、同じ動作を繰り返すことにより、筋肉を構成している繊維に細かな傷ができます。傷んだ箇所を修復する過程で炎症反応が生じて、ブラジキニンなどの痛みを生み出す刺激物質が生成され、筋肉痛が出現すると考えられています。

筋肉痛による熱感や腫れを伴う痛み


 筋肉痛を発症すると、熱感や腫れを伴う痛みが生じます。筋肉部分に力を加えたり、動かしたりすると痛みを感じるため、日常生活に支障をきたすこともあります。症状が軽い場合は、運動後から数日で症状が軽減されます。

筋肉痛の種類や加齢との関係

筋肉痛の原因として主に2つの種類があります。

①即発性筋痛

 急性筋肉痛とも呼ばれる、運動した直後や早ければ運動している最中に起こる筋肉痛です。激しい運動をして筋肉に強い負荷がかかり、過度の緊張状態が続くと、血の巡りが悪くなるため、筋肉の代謝物である「水素イオン」がたまりやすくなって筋肉痛が起こります。

②遅発性筋痛 

 運動して数時間から数日後に生じる筋肉痛。一般的に筋肉痛といわれるのは、この遅発性筋痛を指します。最も遅発性筋痛になりやすいのが、下り坂を駆け下りたり、重い荷物を下ろしたりするなど、筋肉を伸ばしながら力を発揮する伸張性運動になります。

筋肉疲労の原因・仕組み

 長く走り続けているとだるさや疲れを感じてだんだん足が上がらなくなる。運動中のこのような変化は、筋肉疲労が起こることが原因です。この時体には、筋肉の柔軟性が低下して可動域が狭まるという変化が起こっており、それがパフォーマンスの低下につながります。

まとめ

 疲れにくい体作りをするには、バランスのとれた食事を心がけることが大切です。エネルギー源となる炭水化物やたんぱく質を摂取するとともに、疲労回復を助けるビタミンB1やビタミンD、カルシウム、アスパラギン酸、亜鉛などを積極的に取り入れていきましょう。

 血流がよくなると疲れがたまりにくくなり、疲労回復も早くなります。ストレッチをして筋肉をほぐす、シャワーですませずお風呂で全身を温めるなどして、血行を促進しましょう。

肥後橋・中之島のセミパーソナルジムLAULE’A50Fitness

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