夏バテ対策に効果的な栄養とおすすめ食材/夏バテ時のポイント

2025.07.02 | まとめ

夏バテ 栄養 健康 

暑さに負けない体をつくる、食事のポイントとは?

毎年やってくる、うだるような夏の暑さ。
「なんとなく体がだるい」
「食欲が落ちた」
「寝ても疲れが取れない」
そんな状態に悩まされる人は多いのではないでしょうか?

その原因のひとつが「夏バテ」。
高温多湿な気候と冷房による冷えのダブルパンチで、自律神経が乱れたり、
胃腸の働きが弱まったりしてしまうのです。

そんなときこそ大切なのが、「食事による栄養補給」。
今回は、夏バテを防ぐために意識したい
栄養素と食材簡単な食事のコツについてご紹介します!

夏バテを防ぐために必要な栄養素は?

ビタミンB群

体のエネルギー代謝を支えるビタミン群。
とくに「B1」「B2」「B6」は夏バテ対策に欠かせません。

特に意識したいのは【ビタミンB1】
糖質をエネルギーに変える役割を持ち、
疲労回復に直結します。

おすすめ食材

組み合わせ例
「豚肉×ニラのスタミナ炒め」
「うな丼+刻みねぎ」

ビタミンC

暑さによるストレスや紫外線によって、私たちの体では活性酸素が増加します。
ビタミンCにはそのダメージを和らげる
抗酸化作用があり、免疫力を維持する効果も。

おすすめ食材

ポイント:水に溶けやすく熱に弱いので、「生で食べる or 蒸す」調理法がおすすめ。

クエン酸

疲労の原因となる「乳酸」を分解し、
エネルギー代謝を助けてくれます。
酸味があるので、食欲が落ちているときにも◎。

おすすめ食材

組み合わせ例
「レモン風味の冷しゃぶ」
「梅ときゅうりの和え物」
「お酢ドリンク」

タンパク質

暑さで消耗した筋肉や内臓、皮膚などの
回復に欠かせない栄養素。
胃腸が弱っている夏でも、少しずつ意識して摂ることが大切です。

おすすめ食材

工夫ポイント
「さっぱり系たんぱく質レシピ」
冷しゃぶ、豆腐サラダ、納豆ごはんなど

ミネラル(特にナトリウム・カリウム・マグネシウム)

汗とともに流れ出やすく、水分バランスの調整に重要。
特に暑い日やスポーツ後は意識して補給を。

おすすめ食材

:「枝豆+冷やしトマトの副菜」
  「具だくさんの味噌汁」
  「きゅうりの浅漬け」

食欲がないときにおすすめの食べ方

「分かっていても、食欲が湧かない…」
そんなときでも無理せず食べやすい
メニューを取り入れるのがポイントです。

冷やし茶漬けやそうめんに
+タンパク質を

スムージーやヨーグルトで手軽に栄養補給

夏バテ対策の“食”3か条

  1. 朝ごはんは抜かない
     → 水分&エネルギー不足が夏バテのもと!バナナやヨーグルトだけでもOK。
  2. 冷たいものは摂りすぎない
     → 胃腸の働きが鈍る原因に。温かい汁物や常温のお茶も意識しよう。
  3. よく噛んで食べる
     → 消化を助け、自律神経を整える効果も。時間がないときこそ意識を。

夏バテ時のコツ

夏バテ中は、体内リズムが乱れたり、胃腸が弱ったりして、食事のタイミング自体がずれがちになります。
以下のポイントを意識してみましょう。

◎ 朝食は“軽くてもいいから摂る”

おすすめ:
・バナナ+豆乳スムージー
・冷やし茶漬け(梅+しそ+だし)
・お味噌汁とおにぎり1個


◎ 昼食は「胃に優しく」「消化しやすく」

おすすめ:
・蒸し鶏と野菜の冷やしうどん(梅ダレ)
・豆腐と卵の雑炊+浅漬け
・具だくさん味噌汁+玄米おにぎり


◎ 夕食は「回復」を意識した構成に

おすすめ:
・豚しゃぶサラダ+トマトとオクラの冷製スープ
・鮭の塩焼き+枝豆+冷奴+玄米
・納豆卵かけご飯+味噌汁+ぬか漬け

食欲がないときの工夫

夏バテで食欲が落ちているときでも、
無理せず、体にやさしい形で栄養を摂る工夫があります。

「口当たりの良いもの」から始める

酸味・香りを利用して食欲UP

1日3回にこだわらず、小分けに食べる


夏バテ対策に関するFAQ(よくある質問)

Q1. 食欲が本当にゼロの日は、無理に食べたほうがいいですか?

A. 無理に食べなくても大丈夫ですが、水分と糖分は少しでも摂るようにしましょう。
食欲がない日は、スポーツドリンクや
はちみつ入りの水、フルーツなどで最低限のエネルギー補給を。
食欲が回復してきたら、まずは消化のよいお粥やスープから始めてください。


Q2. 冷たいそうめんばかり食べてしまいます。大丈夫?

A. 毎日そうめんだけだと、栄養バランスが偏ります。
・卵やツナ、豚肉、トマト、オクラ、ネギなどをトッピングして「栄養のせ」そうめんに!
・たまには温かいそうめんや、味噌汁を
プラスして胃腸をいたわりましょう。


Q3. 冷たい飲み物をガブガブ飲むのはNG?

A. 冷たい飲み物の摂りすぎは、胃腸の働きを弱めるので注意が必要です。
氷入りのドリンクやアイスコーヒーばかりになると、内臓が冷えて消化力が落ちます。
・朝と夜はできるだけ常温〜温かい飲み物に
・冷たい飲み物の合間に、白湯や緑茶を挟むのがおすすめです


Q4. サプリで夏バテ対策はできますか?

A. 補助的にはOKですが、「食事のベース」があってこそ効果を発揮します。
たとえばビタミンB群やC、ミネラルの
サプリは補助として活用できますが、
胃腸が弱っている時はサプリ自体が負担になることも。
まずは食事を基本に、必要なときだけ取り入れるようにしましょう。

まとめ:夏は“食”で体を守ろう!

夏バテは、放っておくと集中力の低下や
免疫力の低下にもつながります。
けれど、毎日の食事をほんの少し意識するだけで、体も心もぐっと元気になれるもの。

暑い季節こそ、しっかり食べて、しっかり休んで、
自分をいたわる時間を大切にしていきましょう。

今日からできる一口を、あなたの夏の味方に。
ぜひ、無理なく楽しく、夏バテ知らずの体づくりを始めてみてくださいね!

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