筋トレで体を引き締めたいのに、
なぜかウエストが太く見える…。
「ダイエットしてるのに逆効果?」
と不安に感じる女性も多いのではないでしょうか。
この記事では、腹部筋群の構造や筋肥大の仕組みに基づき、
ウエストが太くなる原因とその対処法を専門的に解説します。
目次
筋トレでよく取り入れられる「サイドクランチ」や「ロシアンツイスト」は、
外腹斜筋・内腹斜筋といった横腹の筋肉を刺激します。
これらは斜め方向に走る筋肉で、過度に鍛えると横に厚みが出やすいとされています。
(参考:筋肉の構造に関する解剖学データ)
結果として、“くびれ”を作るどころか、寸胴なシルエットに近づくリスクがあると言われています。
スクワットやデッドリフトなど、体幹を使う多関節運動では、
腹部を安定させるために腹圧(腹腔内圧)を高める動作が行われます。
このとき腹直筋や腹斜筋が強く働き、
高負荷・高頻度での実施により筋肥大につながるという報告もあります。
(参考:体幹部の筋活動に関するEMG研究)
筋肉量が増えても、その上に皮下脂肪が残っていれば、
ウエストが太く見えるのは当然です。
特にウエストは、脂肪が最後まで落ちにくい部位であり、
食事管理と有酸素運動による脂肪燃焼が必須です。
(参考:腹部脂肪減少と運動の関連研究)
種目 | 理由 |
---|---|
サイドベンド(高重量) | 外腹斜筋が肥大しやすく、くびれを損なうリスクがある |
ロシアンツイスト(負荷付き) | 回旋系動作により横腹に厚みが出やすい |
重量重視のスクワット・デッドリフト | 腹圧で体幹部の筋が太くなる可能性がある |
※体幹部強化は重要ですが、ウエストライン重視の場合は、フォーム・呼吸・負荷の工夫が必要です。
腹横筋はお腹を内側から引き締める「天然のコルセット」。
ドローインやプランク、ピラティス系種目が効果的です。
筋電図(EMG)研究でも、腹横筋は腹部安定性に最も貢献する筋肉の1つと報告されています。
ウエストを細くするには脂肪を減らすことが必須です。
研究でも、週3〜5回の中強度の有酸素運動が腹部脂肪減少に効果的とされています。(例:速歩30分×週5)
加えて、糖質と脂質の過剰摂取を避けるPFCバランスの整った食事が鍵です。
Q1. 筋トレで本当にウエストが太くなりますか?
A. はい。特に外腹斜筋などの横方向の筋肉が肥大すると、見た目として太く見えることがあります。
Q2. 女性は腹筋を鍛えない方がいいですか?
A. 鍛えるべきですが、インナー(腹横筋)を優先し、横に厚くなる動作を控えるのがコツです。
Q3. ウエストが細く見える種目は?
A. プランク、ドローイン、デッドバグなど、体幹を内側から安定させる種目がおすすめです。
Q4. ウエストだけ脂肪を落とす方法はありますか?
A. 局所的な脂肪燃焼は難しいため、全身の脂肪を減らす方針が有効です。
Q5. 毎日腹筋すれば細くなりますか?
A. 過度なトレーニングは逆効果。正しいフォーム+栄養+休養+有酸素のセットが大切です。
トレーニングをやり込むと確かにウエストは太くなる可能性があります。
ですが、私の指導経験上
一般の女性が扱える使用重量でウエストが太くなる可能性は低いです。
そもそも、スクワットでそんなに重量を扱う様な指導はほぼほぼしません。
(目的にもよりますが)
私の経験上、
・呼吸エクササイズで肋骨を絞める
・脂肪を燃焼させてお腹周りを引き締める
・トレーニングで姿勢を整える
これがウエストの引き締めに1番効果的です。
ウエストを引き締めたいなら
是非、専門的なトレーナー指導を受ける事をオススメします!
セミパーソナルジム LAULE’A50Fitness 阿波座店
〒550-0012
大阪府大阪市西区立売堀4丁目6-20 戎阿波座ビル201
オススメの記事はこちら!
人気記事はこちら!