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脂質制限ダイエットは、摂取する脂質を控えることで体重減少を目指す方法です。
脂質は1gあたり9kcalと高エネルギーな栄養素ですが、
ホルモン合成や脂溶性ビタミンの吸収など、女性の健康維持に不可欠な役割を担っています。
脂質不足は、女性ホルモン(エストロゲン・プロゲステロン)の材料である
コレステロールの減少につながります。
その結果、生理不順や無月経、排卵停止など、生殖機能の低下が懸念されます。
エストロゲンは骨の形成と維持に深く関与しており、
脂質制限によるホルモン不足は骨密度の減少、早期の骨粗鬆症を招く可能性があります。
脂質制限はエネルギー不足を引き起こしやすく、
集中力の低下やイライラ、うつ症状の誘発に関連する可能性があります。
また、糖質も同時に制限すると、脳の主要エネルギー源であるブドウ糖が不足し、
さらなる機能低下を招きます。
脂溶性ビタミン(A、D、E、K)の吸収が妨げられ、
免疫低下、骨の脆弱化、貧血などの欠乏症を引き起こすリスクがあります。
極端な脂質制限によりカロリー不足が生じると、
筋肉を分解してエネルギーを補うようになります。
これにより基礎代謝が下がり、太りやすい体質に変わる可能性があります。
脂質は完全に避けるべきではなく、オメガ3脂肪酸や一価不飽和脂肪酸などの
良質な脂質をバランス良く取り入れることが推奨されます。
女性の場合、1日あたりの総脂質摂取量は総カロリーの20〜30%が目安です。
脂質は体重管理だけでなく、女性の健康全般に深く関与しています。
極端な制限ではなく、「質」と「量」の最適化を意識した食生活こそが、
持続可能で安全なダイエットの土台になります。
A. 脂質はカロリーが高いですが、良質な脂質は満腹感を促し、
ホルモンや細胞の構成に重要です。過剰摂取を避け、種類に注意すれば健康的な体重維持に役立ちます。
A. 青魚に含まれるオメガ3脂肪酸や、アボカド、オリーブオイル、ナッツ類などの
一価不飽和脂肪酸はおすすめです。
A. 生理不順、肌荒れ、疲労感、集中力低下、冷え性、便秘などが報告されています。
症状があれば脂質の摂取量を見直しましょう。
A. 摂取量を総カロリーの20〜30%に保ち、良質な脂質を中心に取り入れましょう。
過度な制限ではなく、バランスが大切です。
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