走ると筋肉は減る?減らない走り方とトレーニングプログラムについて

2025.09.01 | まとめ

「ランニングをすると筋肉が落ちる」
フィットネス界で昔から言われてきた言葉です。

せっかく筋トレでつけた筋肉が、走ることで失われてしまうのではないか…
そんな不安を抱く人も多いでしょう。

しかし近年の研究からは、ランニング=筋肉減少という単純な話ではなく、
やり方次第で筋肉とランニングは共存し、むしろ相乗効果を生み出せることがわかってきました。

この記事では、科学的知見に基づき「ランニングと筋肉の共存戦略」をわかりやすくまとめます。

走ると筋肉減る

筋肉が減る・増えるのはどう決まる?

筋肉の大きさは「合成」と「分解」のバランスで決まります。

筋トレでは「mTOR」という合成スイッチが入りますが、
ランニングのような長時間有酸素運動では「AMPK」が働き、
mTORを抑えてしまう可能性があります。

これがいわゆる「干渉効果」です。

ただし重要なのは、ランニングの種類や強度で体の反応は大きく変わるという点です。

ランニングの種類で筋肉への影響は変わる

つまり、「走り方」で筋肉の運命が変わるのです。

干渉効果を最小化するトレーニング戦略

筋トレとランニングを組み合わせる「コンカレントトレーニング」では、工夫次第で両立が可能です。

ポイント3つ

  1. 順序を工夫
    筋肉を増やしたい人は「筋トレ → ランニング」の順番がおすすめ。

  2. 間隔を空ける
    同じ日にやるなら最低3時間、理想は8時間以上あける。

  3. 低衝撃の有酸素も活用
    ローイングやバイクは筋肉へのダメージが少なく、筋トレとの相性が良い。

実践的な週間スケジュール例

目標別に組み合わせると以下のようになります。

栄養戦略:筋肉を守る食事法

ランニング中は糖質が不足すると、筋肉を分解してエネルギーにしてしまいます。
だからこそ、糖質とタンパク質の両方をしっかり摂ることが鍵です。

特にランナーは「タンパク質不足」になりやすいので、プロテインやBCAAの活用も有効です。

回復の科学

結論:ランニングは筋肉の敵ではない

つまり、「賢く走れば、筋肉は落ちない」というのが最新科学の答えです。

筋トレとランニングをバランスよく組み合わせ、
より速く、より強い「ハイブリッドアスリート」を目指しましょう!

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