運動が心の健康状態に与える影響

2024.02.19 | まとめ

皆さんこんにちは、LAULE’A 50Fitnessです!

 皆さん運動後に、気分がスッキリしたり、前向きな気持ちになった経験はありませんか?身体活動が将来的な疾病予防だけでなく、気分転換やストレス解消に繋がり、心の健康状態の不調を改善するために有効であるとされています。今回は、運動と心の健康状態との関係性について紹介します。

運動が心を良くするメカニズム

 運動をすることによって、様々な良い影響が現れます。運動をすることで、交感神経が優位である時間が長くなりポジティブになりやすいということが分かっています。

 また、軽い運動でも、ストレスを解消させるためのホルモンが分泌されます。そのホルモンが、心の安定性の働きをもつセロトニンやエンドルフインといわれる物質です。

①セロトニンとは

 セロトニンは、精神の安定や安心感や平常心、頭の回転をよくして直観力を上げるなど、脳を活発に働かせる鍵となる脳内物質です。特に、ストレスに対して効能があり、自らの体内で自然に生成されるもので、精神安定剤とよく似た分子構造をしています。

②エンドルフィンとは

 エンドルフィンとは、痛みの緩和、免疫力向上やりラックス効果など、気分を良くするホルモンであり、その分泌量が減ると、代わりにノルアドレナリンという興奮ホルモンの分泌量が増加し、常に不安や興奮を感じるようになります。

 運動はストレスを解消するだけでなく、ストレスに強い心身をつくる意味でも効果的であり、日常的に運動を続けることで、セロトニンやエンドルフィンが安定的に供給され、ストレスや疲労解消に効果を発揮します。

また、運動をすると当然疲労します。その疲労が、身体が睡眠を求めるサインであり、睡眠の質の向上に繋がっていきます。運動をすることで安眠でき、疲労回復やストレス解消効果が得られます。

 しかし、布団に入ってから考え事をしていると、寝つきが悪くなり、睡眠中も脳は考え続けてしまうことがあります。そのため、眠りが浅くなったり、夜中に目が覚めてしまったり、起床時にスッキリしないという状況が起こるりうることがあります。運動不足が不眠症に繋がる一つの要因になります。

 運動には、ホルモンの分泌によって健康維持や健康増進をさせる働きがあるので、適度な運動は大切です。

効果的な運動方法

 普段あまり運動をする機会がないという方は、ウォーキングやゆっくりとした短距離のジョギングなどから始めていきましょう!

有酸素運動によってセロトニンの分泌を活性化できることも分かっています。セロトニンが活性化することで、心が落ち着いたり、前向きな気持ちになる効果があります。また、継続的に運動を行うことにより、満足感や達成感も感じられるようになり、自分を肯定的にとらえることもできます。

まとめ

 運動をすることは、心の健康状態の改善効果だけではありません。運動を通しての仲間づくりなど、これまで出会うことのできなかった仲間と交流を持つ機会が得られることもあります。広い人間関係を築いておくことで、自分が困ったときに多様なサポートを得ることもできます。また、メタボリックシンドロームの予防や高血圧・糖尿病・肥満などの生活習慣病対策、認知機能の低下防止対策に運動は重要です。日頃から適度な運動を心掛け、心身ともに健康的な生活を送りましょう!!

肥後橋・中之島のセミパーソナルジムLAULE’A50Fitness

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