皆さんこんにちは。
ご飯を食べたばかりなのに満足しない、まだ食べたい!と思ったことはありませんか?
頭ではわかっていても無性に食べたくなる。
そんな食欲が止まらない原因と改善方法をご紹介します。
目次
ストレスによる食欲の増減には、自律神経の働きが影響しています。
急な強いストレスを感じると、体は危機が起こったと考え、体全体で連携して危機に対応しようとします。体内でストレスホルモンと呼ばれる「コルチゾール」が分泌され、自律神経では交感神経の働きが活発に。交感神経は心身の活動を高め、体をいわば「戦うため」にシフトチェンジさせるもの。「戦いの時は食べている場合じゃない!」と体が判断し、食欲が失われるのです。
そして、ストレスが落ち着いてほっとすると、脳の神経系に働きかけて快感をもたらす「ドーパミン」というホルモンが分泌されます。このドーパミンが過剰に分泌されると、今度は食欲が増してしまうのです。
食欲が止まらない原因:月経前
女性の場合、月経前はイライラしてつい食べ過ぎてしまうことも。これには、女性ホルモンの働きが関係しています。
排卵~月経前にかけて、分泌が増える女性ホルモン「プロゲステロン」。妊娠を成立・継続させるためのホルモンで、これの分泌量が増えると、むくみや眠気が生じるほか、食欲の増加が見られます。
また、プロゲステロンの増加で血糖値の急上昇や急下降が起こりやすくなるため、満腹だと感じても食べ続けてしまうことが。
さらに、月経前は増加するプロゲステロンと入れ替わるように「エストロゲン」の分泌量が減ります。それと連動して減少するのが幸せホルモンと呼ばれる「セロトニン」。セロトニンが不足すると、精神が不安定になり、満足感が得られず食欲にブレーキがかかりにくくなります。
米コロンビア大学の研究でも、睡眠時間が4時間以下の人と7~9時間の人を比べると、4時間以下の人の肥満率が73%高いという結果が得られています。
たくさん咀嚼する。
食事をとってから脳に食べた感覚が伝わるのは15分かかると言われています。
なので食事時間をしっかり取って沢山咀嚼してあげましょう。
水をしっかり飲む
脳はお腹が減っているのか、喉が渇いているのか上手く区別できないと言われています。
なので沢山お水を飲みましょう。
ただ、食事中にお水を飲み過ぎると胃の中の胃酸や胃液が薄くなり消化に良くないのでこまめに水分補給しましょう。
沢山寝る
食欲と睡眠欲は脳の近い場所でコントロールされています。そのため、充分な睡眠で脳の欲求不満を満たすと、食欲を和らげられます。
質の良い睡眠をとるために、交感神経から副交感神経への切り替えに役立つ香りを使うのもよいでしょう。チンピやネロリ、ラベンダー、マジョラムスイート、カモミールローマンなどリラックス効果の高い香りを入浴時や睡眠前に嗅いでみてください。
食欲は悪ではありません。
ですが行き過ぎた食欲は健康状態を悪くしたり、ダイエット中の場合はなるべく抑えたいですよね。
食欲が止まらない原因と対処法をしっかり理解してうまく付き合っていきましょう!
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