皆さんこんにちは! LAULE’Aトレーナーの翔です!
気づけば冬になり寒い日になりましたね
冬は肌が乾燥したり荒れやすい時期でもあります。
乾燥肌は、肌の水分や油分が不足しつっぱり感やかゆみ、ひび割れなどの症状を引き起こす状態です。 特に冬季やエアコン使用が増える季節に悪化することが多く、適切なケアが欠かせません。
本日のブログでは、肌乾燥の原因と科学的根拠
に基づいた対策についてシェアさせていただきます。
目次
皮膚バリアの損傷 皮膚の最外層である角質層は、皮脂膜や天然保湿因子NMFによって構成され外部刺激から肌を守り、水分を保持する役割を果たしています。 乾燥肌の人はこのバリア機能が低下しており、水分が蒸発しやすくなってます。
科学的根拠 2012年の研究 Archives of Dermatological Research では、乾燥肌の人はセラミド脂質成分が不足していることが確認されています。セラミドは皮膚バリアの主要成分であり、不足すると水分保持能力が低下します。
2.外的要因 低湿度 冬季やエアコンの使用により空気が乾燥し、肌から水分が奪われます。
紫外線 紫外線は皮膚のコラーゲンを破壊して、乾燥を引き起こします。
洗浄のしすぎ 強い洗浄成分を含む石鹸や熱いお湯の使用は、皮脂を過剰に取り除き乾燥を悪化させます。
3.内的要因
加齢,年齢を重ねると皮脂分泌量が減少して乾燥肌になりやすくなります。
ホルモンバランス 妊娠や更年期などホルモンの変化が乾燥肌を引き起こす事があります。
⚠️保湿ケアを徹底する 乾燥肌の基本的なケアは、
肌の水分を補いそれを逃さないことです。
⚠️保湿成分 セラミド、ヒアルロン酸、グリセリンが含まれる保湿剤を選ぶと効果的です。
セラミドは角質層に浸透して水分保持力を高めます。
⚠️タイミング 入浴後5分以内に保湿剤を塗布する事で水分の蒸発を防ぎます。
科学的根拠 2013年の研究 Journal of Clinical and Aesthetic Dermatologyでは、セラミド配合の保湿剤を使用した場合、皮膚バリア機能が顕著に改善される事が報告されています。
❷適切な洗浄を心がける 肌のバリア機能を保つ為には、洗浄剤の選択と使用方法が重要です。
⚠️弱酸性の洗浄剤 肌のpHは弱酸性4.5〜5.5であり、アルカリ性の洗浄剤はバリア機能を損なう可能性があります。
⚠️ぬるま湯を使用 熱いお湯は皮脂を過剰に除去し、乾燥を悪化させます。
科学的根拠 2014年のレビューinternational journal of cosmetic scienceによると弱酸性の洗浄剤は皮膚バリア機能を維持しやすいことが示されています。
❸環境を整える 乾燥した環境を改善する事で、肌の水分の蒸発を防ぐ事ができます。
⚠️加湿器の使用 室内の湿度を40〜60%保つ事が理想的です。
⚠️紫外線対策 日焼け止めを使用して紫外線から肌を守ることが重要です。
科学的根拠 2010年研究 skin research and technologyでは、湿度が40%未満になると角質層の水分量が急激に減少することが確認されています。
⚠️食生活の改善 肌の健康を維持するには、栄養バランスの取れた食事を心がける必要があります。
⚠️ オメガ3脂肪酸 魚やナッツに含まれるオメガ3脂肪酸は、皮膚の炎症を抑えバリア機能を改善します。
⚠️ビタミンA .E. ビタミンAは皮膚のターンオーバーを促進しビタミンEは抗酸化作用で肌を保護します。
科学的根拠 2018年の研究Nutrientsではオメガ3脂肪酸を摂取する事で皮膚の水分量が増加する事が示されています。
❹避けるべき行動 ⚠️強いアルコール成分が含まれるスキンケア製品の使用
⚠️長時間入浴や熱いシャワー
⚠️過激なピーリングやスクラブ
肌乾燥は、外的要因と内的要因が複雑に絡み合って引き起こされますが、適切なケアを行う事で改善が可能です。 科学的根拠に基づいた保湿ケア、洗浄方法、環境調整、食生活の見直しを実践する事で肌の健康を守り、乾燥肌の悩みを軽減します。
肌の状態は個人差がある為、自分にあったケアを見つける事が大切です。 もし症状が改善しない場合は皮膚科医に相談することをお勧めします!
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