巻き肩の原因

2024.04.09 | まとめ

皆さんこんにちは、LAULE’A 50Fitnessです。

お客様の悩みでよくあるのが姿勢や巻き肩。最近肩の痛みや首のこりがひどくなってきた、巻き肩だな。と感じることはありませんか?

今回は、巻き肩になる原因やそのための身体の不調をご紹介します。

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巻き肩とは

巻き肩とは、本来の位置より肩が内側に向いて丸くなってしまった状態です。肩甲骨が外側に向かって開き、肩を内側にすぼめるような姿勢になっている状態です。横から見ると、肩が前に出て固まっています。

巻き肩の原因

①長時間のPC・スマートフォン使用

デスクワークの方は、一日中パソコンに向かって仕事をすることも多いと思います。両手が常にデスクの上にあるため、肩が前に出やすくなるだけでなく、無意識に画面をのぞき込むような姿勢になり、前のめりになっています。

この状態が毎日、長時間続くと頭の重みで筋肉が固まってしまうために、肩が正常な位置に戻らなくなり、巻き肩になってしまいます。

また、スマートフォンを触る際にも同様に、前傾姿勢になりがちです。最近のスマートフォンもある程度の重さがあるため、持ち続けることでも肩に負担がかかります。スマートフォンは自覚のないままに長時間触っていることが多いため、まずは自分が何時間スマートフォンを触っているか把握していきましょう。

対策としては、パソコンやスマートフォンを目の高さに持って来ること、また、なるべく下を向かずに操作できるように、高さ調整をして首に負担をかけないようにしていきましょう。また目の疲れを軽減させるために、画面から30㎝は離して操作するようにしましょう。

②筋力の低下

人間が本来の姿勢を維持するためには、一定の筋力が必要です。特に首から肩、背中の上部にかけて繋がっている僧帽筋の力が低下すると、肩甲骨を正しいポジションに安定させることができなくなり、その結果、肩が前に出てしまい巻き肩となってしまいます。

また、人間の背中の中心部を背骨から腰の方まで細長く走る脊柱起立筋が弱くなると、骨盤が安定しなくなります。脊柱起立筋は、上半身を起立させ背筋を伸ばす作用があるため、筋力が低下すると姿勢を支えられなくなり、前傾姿勢になってしまいます。

背中が丸くなり筋肉が伸ばされてしまうと、胸側の筋肉は縮まってしまいそのまま固まってしまいます。そのため肩甲骨が前方に引っ張られ、巻き肩や猫背、反り腰などのリスクが高くなります。

筋肉が姿勢を支えているので、生活に筋トレを取り入れて、筋肉やインナーマッスルが弱まらないように注意していきましょう。

巻き肩が引き起こす身体の不調

①肩こり・首こり

巻き肩になると、背中にある僧帽筋や肩甲挙筋が伸びた状態で硬くなり、肩甲骨の動きが悪くなります。肩の動きが悪くなると血行も悪くなり、肩こりや背中の痛みなどを引き起こす可能性があります。また巻き肩は肩が前へ移動するので、肩の前方にある斜角筋や小胸筋が膨張してしまいます。この場合も血管を圧迫して血行不良となり、肩こりや首こりの原因となります。

さらに巻き肩が次第に猫背へと悪化していくと、頭痛をともなう可能性もあります。他には巻き肩によってストレートネックになってしまうと、頭の重量を支えきれずに首や肩への負担が増大し、重度の肩こりや首こりにつながっていきます。

②呼吸が浅くなる

巻き肩によって呼吸が浅くなってしまうこともあります。肩が前に出ていることで胸の胸郭という部分が小さくなり、その中にある肺が圧迫されると、肺活量が少なくなり呼吸が浅くなってしまいます。

呼吸が浅くなると十分な酸素を取り入れることができず、疲れやすくなり、酸素が行き渡らないことで血行不良となることも考えられます。血行不良が長く続くと、肩こりや頭痛を引き起こし、時には自律神経失調症などにも繋がる恐れがあります。

巻き肩を少しずつ改善しよう

ストレッチで筋肉をほぐし、背中の筋肉や腹筋を鍛えていきましょう。巻き肩になる原因のひとつに、筋力の低下があります。正しい姿勢をキープするためには、特に背中の筋肉を鍛えるのが有効で、両肩が前に出てしまう姿勢を改善できます。

まとめ

スマートフォンが普及し、仕事でもパソコンを使う人が増えた現代は、巻き肩が増えています。巻き肩になると猫背やストレートネックも引き起こしやすく、肩こり・首こりや浅い呼吸、反り腰、腰痛などの原因にもなってしまいます。

日々のストレッチで筋肉をほぐし、筋トレで正しい姿勢をキープできるように筋力維持することで、巻き肩の改善が少しずつ現れます。

ぜひ正しい姿勢を手に入れましょう。

セミパーソナルトレーニングジムLAULE’A 50Fitness 肥後橋店
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