トレーニングと水分の関係性

2024.03.30 | まとめ

皆さんはトレーニングといえば何を思い浮かべてますか?スクワットやベンチプレス、食事制限や食事管理などを思い浮かべると思います。実は、トレーニングと水分には深く関わりがあります。

 今回はトレーニングと水分補給の関係性についてご紹介します。

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筋肉と水の関係

 人間の身体の約60~70%は水分でできており、筋肉にもたくさんの水分が含まれています。筋肉に与える水の影響にはどのようなものがあるのでしょうか。

運動パフォーマンスの向上

 運動時は汗をかきやすく、それにより体内の水分が失われます。例えば、体重の2%の水分を失うと、持久性パフォーマンスが低下します。そして、体重の3%の水分が失われるとスプリントパフォーマンスが低下してしまいます。水分不足のままトレーニングを行うと、筋肉増強の効果も小さくなります。

つまり、運動時の水分不足は運動パフォーマンスの低下を招きます。そのため、水を飲むことで運動パフォーマンスを向上させる働きがあるといえます。

栄養を届ける

 食べ物から得た栄養は、血液によって筋肉、ひいては全身に運ばれています。そのため血流が悪くなると、全身に十分な栄養を届けることができません。血流を整え身体に栄養を行き届かせるには、水を飲むことが大切です。水には老廃物の排出を促し、血流をよくする働きがあります。つまり、水分補給をすることで筋肉に必要な栄養を届けることができます。

疲労回復を早める

筋肉にはグリコーゲンと呼ばれる糖の一種が蓄積されており、これを「筋グリコーゲン」といいます。筋グリコーゲンは、筋肉を収縮するためのエネルギー源となるため、私たちの身体にとって必要不可欠です。筋グリコーゲンが分解される際には、同時に疲労物質である乳酸も生成されます。身体に十分な水分があれば血液が効率よく乳酸を運ぶため、疲労回復が早まったり、筋肉痛が緩和されたりする可能性があります。

トレーニング中の水分の摂りすぎに注意

トレーニング中の水分補給は欠かせないですが、1回でたくさんの量を飲んでしまうのは危険です。なぜなら、水を過剰摂取することによって「水中毒」を引き起こしてしまう可能性があります。

水は、体内で利用された後に腎臓で処理され、尿となって体外に排出されます。しかし、腎臓の処理には限界があり、それを超えてしまうと水中毒の主な症状である「低ナトリウム血症」を引き起こしてしまいます。具体的な症状には頭痛や嘔吐があり、重症な場合は脳浮腫による意識障害が起こります。このような事態を防ぐためにも、水の飲み過ぎには十分に注意することが大切です。

まとめ

筋肉と水分には深い関係があり、効率よく筋トレを行うためには水分補給が欠かせません。トレーニングの際に、喉が渇く前に筋トレ中に最適な飲み物で水分を補給するようにしましょう。

セミパーソナルトレーニングジムLAULE’A 50Fitness 肥後橋店
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