科学的根拠に基づく筋肥大の基本

2024.12.29 | まとめ

どうも!肥後橋のセミパーソナルトレーニングジムLAULE’Aのシュウジです!

筋肥大(筋肉のサイズを大きくすること)を目指すには、
トレーニングだけでなく、適切な食事や休養が必要です。

これらの要素がバランスよく整うことで、効率的な筋肥大が可能になります。

本記事では、筋肥大に必要なトレーニングや栄養、
回復について、科学的根拠に基づいて解説します。

筋肥大に必要なトレーニングの要素

肥後橋 パーソナルジム

筋肥大を促進するには、筋繊維に十分な負荷をかけることが必要です。
以下の3つの原則が重要です。

(1) 適切な負荷(ボリューム)

トレーニングの総負荷量(重量×回数×セット数)は、
筋肥大の主要因とされています。

1セットあたり8~12回の反復ができる重量を設定し、複数のセットを行うことが推奨されます。


エビデンス: 2010年の研究では、1セットよりも複数セットを行った方が筋肉の肥大が顕著であることが示されています【1】。

(2) トレーニングの頻度

筋群ごとに週2~3回のトレーニングが推奨されます。
一度に大きな負荷をかけるよりも、分割して筋肉に刺激を与える方が筋肥大に効果的です。


エビデンス: 2016年のメタ分析では、筋群ごとのトレーニング頻度を週2回以上に設定した方が効果が高いと報告されています【2】。

(3) 適切な強度と休憩時間

強度は1RM(1回の最大挙上重量)の65~85%が適切であり、
セット間の休憩時間は1~2分が筋肥大に適しているとされています。


エビデンス: 2015年の研究では、短い休憩時間(約1分)が筋肥大を促進する可能性があるとされています【3】。

筋肥大に必要な栄養の要素

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(1) タンパク質の摂取

筋肉を構成する主要な成分であるタンパク質は、筋肥大の鍵です。
1日の摂取量は体重1kgあたり1.6~2.2gが推奨されます。

トレーニング後30分以内にタンパク質を摂取することで、
筋タンパク合成が最大化されます。


エビデンス: 2018年のレビューでは、
筋肥大には1.6g/kg/日のタンパク質摂取が効果的であると報告されています【4】。

(2) エネルギー摂取の重要性

筋肥大には十分なエネルギー摂取が必要です。
総エネルギー量が不足すると、筋肉の成長が妨げられる可能性があります。
特に、炭水化物は筋グリコーゲンを補充し、トレーニングのパフォーマンスを維持するために重要です。

(3) サプリメントの活用

クレアチンやホエイプロテインなどのサプリメントは、
筋タンパク合成やトレーニングパフォーマンスを向上させることが示されています。


エビデンス: クレアチンは筋力と筋肥大を促進する効果が多数の研究で確認されています【5】。

筋肥大に必要な休養の要素

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筋肉はトレーニング中ではなく、休養中に成長します。
十分な休養を取らないと、筋肉の回復が遅れ、成長が妨げられる可能性があります。

(1) 睡眠の重要性

睡眠中に分泌される成長ホルモンは、
筋タンパク合成を促進します。
成人は1日7~9時間の睡眠を確保することが推奨されます。

(2) オーバートレーニングの回避

過剰なトレーニングは筋疲労を蓄積させ、
筋肉の成長を阻害します。
週1回の完全休養日を設け、適切に体を休めることが重要です。

まとめ

筋肥大を目指すには、適切な負荷と頻度でトレーニングを行い、
十分なタンパク質やエネルギーを摂取することが重要です。
また、休養を怠らず、筋肉が回復する時間を確保することも成功の鍵です。
科学的根拠に基づいた方法で効率よく筋肉を成長させ、理想の身体を目指しましょう!

参考文献

  1. Rhea, M. R., et al. (2010). “A meta-analysis to determine the dose response for strength development.” Journal of Strength and Conditioning Research.
  2. Schoenfeld, B. J., et al. (2016). “Effects of resistance training frequency on measures of muscle hypertrophy: A systematic review and meta-analysis.” Sports Medicine.
  3. Henselmans, M., et al. (2015). “Rest intervals in resistance training.” Journal of Strength and Conditioning Research.
  4. Morton, R. W., et al. (2018). “A systematic review of protein intake and resistance training-induced adaptations.” British Journal of Sports Medicine.
  5. Kreider, R. B., et al. (2017). “International society of sports nutrition position stand: safety and efficacy of creatine supplementation.” Journal of the International Society of Sports Nutrition.

セミパーソナルトレーニングジムLAULE’A50Fitness 肥後橋店

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