肥後橋のセミパーソナルジムLAULE’Aトレーナーのシュウジです。
季節の変わり目は、気温や湿度の変化が大きく、体調を崩しやすい時期です。
この時期には免疫力が低下し、風邪や肌荒れ、自律神経の乱れなど、
さまざまな不調が現れることがあります。
実は、これらの不調を防ぐためには科学的根拠に基づいた習慣が役立ちます。
以下に、季節の変わり目に体調を崩さないための方法を、
参考文献や研究をもとに解説いたします!
目次
季節の変わり目は寒暖差や日照時間の変化により、自律神経が乱れやすくなります。
これにより、疲労感や睡眠不足、さらには免疫力の低下を引き起こします。
季節の変わり目に睡眠の質が悪くなるのは
これが原因と言われています。
対策
・毎日同じ時間に寝起きすることで、体内時計(サーカディアンリズム)を整える。
寝る時間が不規則だとこのリズムが崩れて免疫が下がりやすくなります。
・朝の光を浴びることで、メラトニンの分泌を調整し、睡眠の質を向上させる。
日光を浴びる事でセロトニンが分泌します。
メラトニンは朝に出たセロトニンの量で分泌量が変わりますので
朝に日光に浴びる事で睡眠の質は改善されます。
科学的根拠
米国国立衛生研究所(NIH)の研究によると、
規則的な生活リズムを保つことで、睡眠の質が向上し、
自律神経の安定化に寄与することが示されています。
免疫細胞の約7割が腸内に存在するため、
腸内環境を整えることは免疫力アップに直結します。
また、ビタミンやミネラルが不足すると、免疫機能が低下する可能性があります。
推奨される食品と栄養素
発酵食品: キムチ、味噌(腸内細菌を増やし免疫力を向上)
ビタミンC: オレンジ、キウイ、パイナップル(抗酸化作用で免疫細胞を保護)
ビタミンD: 魚、卵黄(免疫細胞の調節)
亜鉛: 貝類、ナッツ(免疫細胞の生成をサポート)
科学的根拠
ジャーナル「Nutrients」に掲載された研究では、
ビタミンCとビタミンDが風邪の予防や免疫力向上に効果的であると報告されています
季節の変わり目は気温差が大きく、寒暖差によるストレスが体に影響を与えます。
体温が低下すると免疫機能が弱まり、感染症にかかりやすくなります。
対策
重ね着を活用し、寒暖差に応じて衣服を調節する。
首元や足元を温めることで、体全体の体温を維持。
科学的根拠
日本生理学会の研究によれば、首や足を温めると自律神経の交感神経が抑制され、
リラックス効果と免疫機能の改善が期待できるとされています。
運動は血流を促進し、自律神経を整える効果があります。
過度な運動は逆効果になるため、適度な運動が推奨されます。
推奨される運動
朝のウォーキングやヨガ
軽い筋トレやストレッチ
科学的根拠
世界保健機関(WHO)は、適度な運動が免疫機能を高め、
ストレス軽減にもつながると提唱しています。
乾燥した空気は喉や鼻の粘膜を弱らせ、ウイルスが侵入しやすくなります。
また、水分不足は血液循環を悪化させ、疲労感を引き起こします。
対策
室内の湿度を50〜60%に保つ。
こまめな水分補給を心がけ、1日1.5〜2リットルの水を摂取する。
ハーブティーや白湯を飲むことで体を温める。
科学的根拠
アメリカ胸部学会の研究によると、
適切な加湿環境は呼吸器の健康を保ち、感染症のリスクを低下させるとされています。
季節の変わり目は、体が環境の変化に対応するためストレスを受けやすい時期です。
しかし、科学的根拠に基づいた習慣を取り入れることで、
体調を崩さずに乗り切ることが可能です。
規則正しい生活、栄養バランスの取れた食事、適度な運動、
加湿や体温管理を意識しながら、元気な体を維持しましょう。
季節の変化を快適に楽しむために、ぜひこれらのポイントを日々の生活に取り入れてみてください。
セミパーソナルトレーニングジム
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